Home   トピックス   ラトビア語教室  
2024/07/02 火曜日 08:00:02 JST
メインメニュー
Home
トピックス
協会案内
ラトビア音楽情報
協会ニュース「latvija」
検索
お問合せ
ラトビア語教室
協会合唱団「ガイスマ」
管理用エリア
A blog of all section with no images
【9月20日】元ボニージャックス大町正人を送る会  PDF プリント メール
作者 webmaster   
2011/09/20 火曜日 23:24:12 JST
 

各界から400名が参集し,明るい気持ちで生前を偲ぶ

 

 

  

  ペギー葉山、由紀さおり、安田祥子ら音楽仲間も次々に献歌 

  78日早暁に死去した元ボニージャックスの大町正人君(S35年卒)を送る会が918日、ホテルグランドパレスで行われ、大町を愛した400名近くの人たちが、すこぶる笑顔の遺影にそれぞれの思いを込めて哀悼の意を表した。会の主催はもちろん結成から44年間一緒に歌い続けたボニージャックス。先ず映された6分余の大町グラフティーの映像と歌声に皆が涙した。10年前に病で惜しまれながらボニーを去るまで、彼の純粋で優しい人柄と生来の暖かい美声は多くの音楽仲間のハートを捕らえ続けた。92歳のやなせたかしさんを筆頭に、ペギー葉山さん、安田祥子・由紀さおりさん、真理ヨシコさん、スリー・グレイセスらが次々に思い出を語り、最高のパフォーマンスを捧げた。四代目江戸屋猫八さんは、“彼は蓮の池で、次の音楽活動の充電中、期待しましょう”と話した。

   大町がボニーを去ってから心血を注いで育成した地元横浜の帆船日本丸を愛する男声合唱団が、高らかに“Sailing Sailing”を熱唱し、最後に鐘を鳴らして亡きリーダーを温かく送った。大町君と親交があった10余名の方々が次々に思い出を語り、あまりにも素敵だった生前の大町像が会場にくっきり浮かび上がった。司会はグリークラブ後輩でもあるNHKの柿沼郭君(53年卒)が見事に務めた。

  早稲グリOB80名が、“ふるさと”を激唱 

 大町君の心の故郷でもある早稲グリのOB80名近くも出席、クラブの強い絆を痛感した。それにしても、こんなに多数が集まったのは大町の人柄・人徳だろう。全員で“ふるさと”を激唱した。遺影から大町の美声がハーモニーの中にしっかり響いていた。作曲者の故・磯部俶氏は大町の仲人も務めた大恩人。

  最後にますみ夫人が大町との長いラブストーリーを愛情豊かに振り返った。「大町は私の学生時代から他の人を全く振り向かせなかった!」。アカペラで歌った“Amazing Grace”が心に染みた。

 グリークラブで私自身は大町とすれ違いだが、彼が学生で私が新米記者の頃から弟のように親しくしていた。エピソードをたくさん残したが到底書ききれない。グリークラブの大先輩でもある父・正武氏と3人で語り合ったひとときを鮮明に記憶している。大町と同じセカンドテノールで、美声の持ち主だった。

 死の前日、77日は夜まで大町の手を握っていた。“明日また来るからね”と別れた。かすかに反応してくれた…。翌8日の早暁、ますみ夫人から電話。「213分、安らかに逝きました…」。 “みんなで思い切り楽しく歌って大町を送ろう”という趣旨通り、ボニーの仲間たちが、大町を送るに相応しい本当に心のこもった、暖かく楽しい会を実現してくれた。心から感謝したい。それでも私は、終始、涙が止まらなかった。早すぎるよ、大町!(Latvija編集長 徳田浩記) 

 懐かしいスリー・グレイセスも登場

 

   

 

 ますみ夫人が謝辞を述べ、大町とのラブストーリーを振り返った

 

   

 

 最後に遺影の大町ともども「早稲田の栄光」を熱唱した

 

最終更新日 ( 2011/09/21 水曜日 10:02:34 JST )
 
【9月20日】画期的成功を収めた岡村副会長の「蝶々夫人」 PDF プリント メール
作者 webmaster   
2011/09/20 火曜日 21:39:14 JST

   イタリアのトーレ・デル・ラーゴ野外湖畔劇場で3回にわたって上演された岡村喬生氏演出の新国際版「マダマ・バタフライ」は画期的成功を収めたが、現地の新聞雑誌や日本の各メディアが伝えた講評が下記の岡村喬生ホームページに掲載されている。Okamura Informationをクリックしてご覧ください。

 http://www.takao-okamura.com/index1.htm 

  上演の模様は10月中旬以降にNHKBSプレミアムで放送されるのでお見逃しなく。さらに12月には恒例のNPOみんなのオペラ「オペラクラス」で岡村氏が自ら詳細を語る。また来春にはテレビとは全く違った切り口で制作された劇場映画の全国公開が予定されている。【Latvija編集室】

 岡村喬生卒寿記念リサイタルのご案内 

20111029日 14時開演 浜離宮朝日ホール

ますますお元気な岡村副会長の歌とトークをご堪能ください。

全席指定 A6000円 B5000円 C4000

お問い合わせは TELFAX 0339943552NPOみんなのオペラ事務局)

最終更新日 ( 2011/09/20 火曜日 21:41:31 JST )
 
【9月13日】藤井会長の好評連載(付録1) PDF プリント メール
作者 webmaster   
2011/09/13 火曜日 19:56:06 JST

 藤井会長の連載は前回の8回目で一応完結しましたが、この機会に、書いておきたいことを中心に付録の形で2回にわたって追加執筆されました。今号では荘大な歴史ドラマを聞いているような興奮を覚えます。今年は日本ラトビア国交関係樹立90周年・同国交回復20周年の記念すべき年に当たりますが、最終の付録2ではこの背景を詳しく語られます。会長の薀蓄に富んだ力作に、編集部としても心から感謝します。ラトビアへの深い愛がひしひしと伝わってきました。【Latvija編集室】 

音楽立国ラトビア讃歌(付録1)

     日本ラトビア音楽協会会長  藤井 威 

 これまで8回にわたり、バルト海東岸に位置する人口230万人程度の小国、ラトビアの音楽に対する深い思いを語ってきました。そしてこの小国が、周囲を強大な国に囲まれ、これら諸国による政治的、文化的、経済的支配の下で、時に厳しい抑圧に苦しみながら、固有の言語、文化、生活様式を守り続けてきた苦闘の歴史をお話してまいりました。その際、民族的な意識の底流に深く流れる音楽への傾倒こそが、この苦闘の歴史を耐え抜くバックボーンとなったことを指摘してきました。ラトビアは将に「音楽立国」そのものであったと言えるでしょう。

  バルト海東岸地帯に位置する三つの小国、北からエストニア、ラトビア、リトアニアは、バルト三国としてひとまとめに呼ばれることが多いのですが、実はこの三国は、言語、文化、伝統など、それぞれ固有の特徴を持ち、歴史的にも、異なった道を歩んできました。でも、面白いことに、音楽に対する深い思いと、音楽への傾倒については、共通するところが多いのです。  遠い昔、この地域に最初の住民が確認されるのは、紀元前3000年頃、ウラル・アルタイ諸語の「フィン・ウゴール語族」に属する言語の祖型をもった人々が東方から移住を始め、現在のフィンランド人、エストニア人及びラトビアの一部に細々と残る少数民族リーヴ人の祖先となりました。ついでに付け加えますと、フィンランド人の遠い祖先は、ずっと後の紀元4世紀末、アッチラ大王の下でローマ帝国と戦ったアジア遊牧民族フン族の子孫だと信じている日本人が多い(ハンガリー人もフン族の子孫と信じている人も多いです)ことに驚きます。全くの誤解です。―閑話休題―

  バルトに話を戻します。紀元前2000年頃、印欧語系のバルト語族の祖型を持つバルト族がこの地にやってきます。西側のリガ湾とバルト沿岸地域にリーヴ人、東側にバルト族が共存していたと思われます。なお、現在では、バルト語族の言語を保存しる民族は、ラトビア民族とリトアニア民族だけであり、その言語は、印欧語系の全ての語族に祖後に近いサンスクリット語の特徴を濃厚に保有していることは、この両国の誇りとなっているのです。なお、バルト語族に属する民族は、中世まで、プロシャ族が存在しましたが、ドイツの影響の下で今では完全に消滅しています。

  また少し脱線します。私がラトビア大使を勤めていた頃、ラトビアの人々は、私にこもごも次にように語りかけてくれました。「ラトビアと日本とは、親しい隣国です。何故なら、日本から距離的に一番近い欧州の国は、ロシアを除くとラトビアであり、両国の間にはロシア一国があるだけですからね。それに、日本最大の宗教、仏教の経典は、もともとサンスクリット語で書かれたものであり、日本語の中にも、サンスクリット語の痕跡があるそうですね。両国の言語の上でも近い関係にあると言えるでしょう」。

  本題に話を戻しましょう。バルト三国は、このような民族的あるいは言語的な状況を維持しつつ、原始的な自然崇拝宗教の下で、多数の小規模な部族国家を形成します。この地域が欧州の歴史に登場するのは、スカンジナビア半島及び現在のデンマークの地域のいわゆるバイキング所族が活躍を始める8世紀頃まで待たねばなりません。

  私はスウェーデン大使としてストックホルムに在住し、ラトビア大使を兼務していたのですが、大使公邸は、ストックホルム市郊外のロスラーク地方、ユーシュホルムという町にありました。8世紀頃、この地域に居住していたロスラーク・バイキングを中心とする人々が、バルト海を東へわたり、バルト地域からさらに交易を求めて東へ向かい、ノウグッドの王国を作り、南下してウクライナのキエフにキエフ大公国を建国します。ロシア史のあけぼのを開いたのは、バイキングであり、バルト地域はその発信ベースとなったのです。ユーシュホルムの人々は、私に誇りを込めて次のように話をしてくれました。「大使、ロシアの語源は、ロスラークの人々なのですよ」。  

 次いでバルト地域が歴史の脚光を浴びるのは、1200年頃、ブレーメン司教アルベルトが、キリクト教の東方布教のために、現在のリガの地に渡来し、次いでドイツ系騎士団と欧州で繁栄していた自由都市の連合体、ナンザ同盟のホ冒険商人たちが、この地域に足跡を記したことでした。多数の部族国家に分れて、静かに眠っていたこの地域は、これを契機に、欧州の政治、経済、文化の激しい動きにいやおうなく巻き込まれてゆきます。 

 現在のバルト三国のうち、リトアニアだけは、中世の東欧において、ポーランドの強い影響下に強大カリトリニア大公国を作り繁栄した歴史を持ちますが、エストニア、ラトビアの両民族は、欧州強国の圧力の下で、他民族の分割統治下に、忍従の長い歴史を経験し、19世紀に入ります。この間、音楽が無上の心の糧となったのです。そして、結局、現在のバルト三国の地域の大部分は、ツァーリが独裁的に支配するロシア帝国の支配下に入ります。  

 今回はここまでとし、次回にバルト三国の独立の達成と日本の外交関係、及び、我が日本ラトビア音楽協会の活動についてお話しましょう。

【連載バックナンバー】

【9月5日】藤井会長「音楽立国ラトビア讃歌」8   【8月28日】藤井会長「音楽立国ラトビア讃歌」7

【8月17日】藤井会長「音楽立国ラトビア讃歌」6  【8月10日】藤井会長連載「音楽立国ラトビア讃歌」5

【7月28日】藤井会長連載「音楽立国ラトビア讃歌」4  【7月12日】藤井会長の講演会と好評連載第3回

【6月30日】藤井会長連載 音楽立国ラトビア讃歌2   【6月18日】藤井会長がラトビア讃歌連載開始1

 

最終更新日 ( 2011/09/13 火曜日 19:58:25 JST )
 
【9月7日】サロンコンサートにロスチャイルドさん出演 PDF プリント メール
作者 webmaster   
2011/09/07 水曜日 18:14:09 JST

ロスチャイルドさんの美しい日本語に感歎のため息 

7回大使館サロンコンサートに特別出演

   

 

   第7回大使館サロンコンサート(日本ラトビア音楽協会・ラトビア共和国大使館共催)が91日(木)に行われた。今回はイギリスの著名なソプラノ歌手、シャロット・ド・ロスチャイルドさんの特別演奏会で、同女史の出演は0911月に続く2度目。台風12号が接近中にもかかわらず定員を上回る45名が集って盛会だった。ピアノ伴奏は前回と同じ風呂元佳苗さんが務めた。演奏前からヴァイヴァルス大使は、ロスチャイルドさんと久し振りの再会を心から喜んでおられた。開会挨拶では歓迎の辞と、3日前に死去された板垣忠直理事が日ラ交流に尽くしたことを讃え深い哀悼の意を表した。 ロスチャイルドさんが、日本人以上に美しい日本語で日本の心を見事に歌い上げる歌唱に客席から感歎のため息が聞こえた。“日本の歌を歌詞の意味を充分理解して歌われる姿は感動的でした”“聞き覚えのある曲が、まったく違う音となって耳に飛び込み、鳥肌が立つほど感動した”などの感想も聞かれた。当日の演奏曲目は次の通り。 

宵待ち草(多 忠亮)、夏の思い出(中田喜直)、芭蕉布(普久原恒夫)、頭を上げてください、お母さん(R.パウルス)、Rose softly blooming (L.シュポーア)Where lilac blows M.de.ロスチャイルド)、イスファハーンの薔薇(G.フォーレ)、野ばら(F.シューベルト)、サマータイム(G.ガーシュイン)、たあんき ぽーんき(中田喜直)、落葉松(小林秀雄)、あわて床屋(山田耕筰)

  この日は、広尾、世田谷、青山、築地、高輪などのロータリークラブ会員が多く見られた。ご子息とお孫さん3名にThe Top Singerの歌声を最高の環境で聞かせたいというロータリー会員もおられた。サロンコンサートに関心を持つ人たちの輪が、会員以外にも広がりを見せてきたことは誠に喜ばしい。 

  演奏後のレセプションも和やかな雰囲気だった。この日は震災記念日であったことから、英国ロスチャイルド家が日本の復興国債を大量に購入したこと、日露戦争の際も戦争国債を買って日本を支援したことなど、日本と英国ロスチャイルド家が親密な関係にあることを披露して彼女が紹介された。また、ショパンにまつわるテレビ番組でグランプリを獲得した石川了会員が紹介され、大きな拍手が贈られた。【Latvija編集室】 

写真は西村弘之氏(世田谷ロータリクラブ)が撮影されたものです。上は演奏風景(ピアノ伴奏:風呂元佳苗さん)、下は演奏後、大使と談笑するロスチャイルドさん

 

【11月13日】第4回サロンコンサート、ロスチャイルドさんが熱唱
最終更新日 ( 2011/09/17 土曜日 10:23:32 JST )
 
<< 最初 < 戻る 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 次へ > 最後 >>

結果 641 - 648 of 945
ラトビア関連写真(写真随時追加)
gaisma0002.jpg
サイト内記事検索
人気記事