情 報 断 片(2011年12号) Latvija編集長 徳田 浩
池田裕子氏にラトビア外務大臣から感謝状 ヴァイヴァルス大使が10月20・21日、関西学院を訪問して2度目の講演を行い、聴講した学生・一般人から大歓迎を受けた。初日に大使は井上琢智学長に、ラトビアの国樹オークなどの苗木を贈った。この日の模様は下記サイトをご覧ください。 http://www.kwansei.ac.jp/s_is/s_is_003545.html http://www.kwansei.ac.jp/news/2011/news_20111020_005865.html 学長主催の歓迎昼食会で、長年にわたって大使館と関西学院の親交に努力を続けた池田裕子さんに、外務大臣からの立派な感謝状が贈られるサプライズがあった。咄嗟に出たラトビア語の挨拶、「バルデイエス! エス テーベ ミール!」(Thank you ! I love you!)が大使に大受けしたとか…。 浦安男声合唱団がラトビアの歌を演奏 浦安男声の特別演奏会を聴いた(10月15日・浦安市文化会館)。第1ステージでラトビアの歌2曲を含む北欧合唱曲選を演奏、30名余の(見たところ)中高年合唱団だが、メンバーの半数近くが暗譜でのびのび歌い感歎した。28年の伝統を持ち、練習は毎週土曜に3時間。彼らのひたむきな取り組みに、ガイスマのメンバーとして反省することが多かった。パンフレットの表紙に歌と踊りの祭典の写真が大きく掲載されて、とても嬉しい気持ちになった。他の2ステージも選曲・構成・演奏が素晴らしく、素朴だがとても良い演奏会を聴いたなと思った(指揮:仁階堂孝)。この日歌ったラトビアの歌は「Muzu Muzos Bus Dziesma」(いつだって歌がある)、「Savu tevuzemu vero,berns」(我が祖国を見渡すのだ、わが子よ)で、他にリトアニアとフィンランドの曲を演奏した。 東日本大震災は浦安市に液状化によるライフラインの破壊や家屋の被害をもたらし、メンバーの多大に影響を受けた。4月に予定した定期演奏会は中止を余儀なくされたが、団員の熱い思い(心よ響け 心に響け)が今回の演奏会を実現させた。 ガイスマ団員の母体合唱団演奏会案内 協会合唱団「ガイスマ」の多くのメンバーが、“第二回ラトビア音楽の集い”出演と前後して、出身大学などの合唱団定期演奏会に出演する。以下はそのご案内です。(詳細は各団下のアドレスをクリックしてご覧下さい) 第6回コーロ・こせやま(共立女子大学合唱団OG)演奏会 10月28日(金) 横浜みなとみらい・小ホール 14時開演 入場無料 ①フォーレ女声合唱篇 ②中田喜直女声合唱曲集 ③心の四季(高田三郎) ④The Sound of Music http://jlv-musica.net/latnews/images/newspic/kose.PDF 楽友三田会合唱団第19回定期演奏会 11月3日(木・祝)第一生命ホール 14時開演 全席自由2000円 ①ドイツ・オペラ合唱曲集 ②水のいのち(高田三郎) ③戴冠ミサ(モーツアルト) http://jlv-musica.net/latnews/images/newspic/mita1.PDF 桜楓合唱団(日本女子大合唱団OG)第42回定期演奏会 11月13日(日) すみだトリフォニーホール大ホール 14時開演 全席自由2000円 ①花冷えのあとで(松下耕) ②MESSE BREVE(Ropartz) ③三つに詩篇(松下耕) ④心の四季(高田三郎) http://jlv-musica.net/latnews/images/newspic/ofu1.PDF 早稲田グリー1956年卒同期が防府で演奏 80歳近くにもなって全員元気な早稲田グリー1956年卒同期が、毎年、元気に親睦旅行会や演奏を楽しんでいるが、今年の山口県旅行はちょっと大ごとになった。同期の作曲家・鈴木淳の生家である防府天満宮(日本三大天満宮の一つ)の神前で、鈴木の作品を中心に演奏しようというささやかな計画が、早稲田出身の防府市長の耳に入り、“これは大ニュース、大勢で聴きに行く。テレビや新聞にも話した!”と…。急遽、4回計12時間の集中猛練習を行った。そろそろ“逝く頃(1956)”も考慮し、今年は初の夫婦同伴旅行としたが、余計に寿命を縮める結果になるかも。恥をかくのは10月25日です。日本ラトビア音楽協会からは、鈴木淳の他、浅妻勲、山本健二、小山田安宏、徳田浩が参加する(多賀清雄は仕事と重なり旅行欠)。 |