Gaisma通信【2017.10.20.】 さる13日、新任駐日ラトビア共和国特命全権大使ダツッロ・トレイヤマスィー閣下の歓迎会が、学士会館で行われました。新大使は大変スマートな女性で、EUでの仕事から駐日大使への移動だそうです。挨拶の中で日本ラトビア音楽協会の今までの活動に対して、丁重な言葉で感謝の意を表するとともに、“Gaismaはリガのみならずラトビア全土で広く知られている“と仰っていました。先にGaisma通信でお知らせしたように、協会理事の堀口大樹岩手大学准教授が、ラトビアの新聞のインタビューで語られた記事の効果が大きかったと思いますが、日本の地にGaisma在り、と、ラトビアで知られていることを自覚して、来年4月の第二次審査に向かいましょう。 Gaisma通信前号でお知らせしたとおり、来年3月20日に抽選で決まる課題曲を含む9曲を事前に仕上げておき、来年4月1日に行われる第5回ラトビア音楽祭の本番で録音して、第二次審査の資料に充てる予定で進めます。Gaismaが区分されるGroopAに含まれる曲は、フィナーレに歌われる大曲が多く、かなりのエネルギーを求められます。「歌の祭典」クロージングコンサート参加は、なんといってもハイライトですから、第二次審査を何としてもクリアするよう、頑張りましょう。 先に皆様の所に堀口大樹先生からの訳語メールを配信いたしました。歌詞内容に目を通し、理解した上で曲に気持ちを込めてください。 ○Gaismaの属するGroopAの課題曲は、次の9曲の中から選ばれます(自由曲1曲もこの中から選ぶことにいたします)。 1.Dziedot dzimu, dziedot augu.(p31-33) 2.Gaismena ausa, sauleite lece.(p45-49) 3.Udens sauca, akmens vilka.(p59-65) 4.Januvakars.(p78-84) 5.Lauztas priedes.(p92-96) 6.Musu Teves.(p97-101) 7.Tavas saknes tava zeme.(p109-113) 8.Dievaines.(p114-123) 9.Gaismas pils.(p152-156) *楽譜集に以下の訂正が加えられました。各自、自分の楽譜訂正してください。 Gara, gara si naksnina(p55-58)の41小節―48小節および65小節―72小節(最後まで)を削除。 Spriditis(p142-148)の76小節-92小節を削除。 【Gaisma練習スケジュール】 以下の練習はいずれも18:30よりアンダンティーノです。 10月: 23日 11月:13日、20日、27日 12月:11日、18日、25日(納会) ○2018年の練習日は以下の通りです。練習場は全てアンダンティーノで18:30~21:00に行われます。 1月:15日(第3月曜日)、22日(第4月曜日)、29日(第5月曜日)、 2月:5日(第1月曜日)、12日(第2月曜日)、26日(第4月曜日) 3月:12日、19日、26日 (3月~6月はすべて第2、第3、第4月曜日です) 4月:9日、16日、23日 *4月1日(土)は第5回ラトビア音楽祭です。大和田さくらホールで、ジンタルスを迎えて合同演奏会を行います。 5月:14日、21日、28日 6月:11日、18日、25日 *6月9日(土)は渋谷区民合唱祭です。ラトビア訪問の直前で、練習成果の発表になります。 7月:ラトビア訪問旅行(旅行中のスケジュールは別項参照) 23日(第4月曜日):帰国報告会 アンダンティーノ 8月:12月まで、練習は月2回(第2、第4月曜日:アンダンティーノ)の平常活動になります。 ○「歌の祭典」でラトビア滞在中に行うGaismaの演奏会では、日本の曲を歌います。日本人作曲家による組曲、日本民謡(例えば4月に歌った“五木の子守歌”のような)、日本抒情歌(林光編曲)などを候補に、選曲を進めています。この演奏会には、「歌の祭典」最終演奏会には参加しないメンバーが、Gaismaに加わって歌うことになります。このため、日本の曲練習は、「歌の祭典」歌譜集の練習とは日を分けて行う必要があり、現在毎月3回、第2、第3、第4月曜日に行っている「歌の祭典」歌譜集の練習の他に、12月から第1月曜日を日本の曲練習日として追加したいと考えています。また、練習場所は、長期契約のアンダンティーノを使えない場合があり、場所が異なります。決まり次第Gaisma通信に掲載しますので、ご留意ください。 ◎練習曲目の音源情報 アイラさんからのメールを訳して堀口先生が提供してくださいました。 曲集のすべての曲はカバーできていませんが、各声の練習用音源が無料ダウンロードできます。 現在は混声の曲のほとんどが掲載されており、男声曲、女声曲はまだ掲載されていません。 http://www.lnkc.gov.lv/koru_dziesmas/ ユーザー名(Lietotājs): DZSV2018 パスワード(Parole): dziesmas 左側の選択(Atlasīt)の下に 曲別(Pēc dziesmas) 声別(Pēc balss) さらに混声(Jauktie kori)、男声(Vīru kori)、女声(Sieviešu kori)で4声に分かれてあり、曲や自分のパートを探します。 1曲内のすべてのパートの音源がダウンロード(Lejupielādēt)をクリックして出てくる画面の、下向き矢印の押すとmp3ファイルでダウンロードできます。 なおKaroga dziesmaはありますが、Precību dziesmaの音源は残念ながらありません。 【Gaisma活動予定】 ○第5回ラトビア音楽祭 2018年4月1日 大和田さくらホール 日本ラトビア音楽協会がラトビアから招聘する女声合唱団ジンタルスを迎えて行う演奏会で、Gaisma最大の行事です。Gaisma前指揮者山脇卓也氏の指揮するお江戸コラリアーず、NHK児童合唱団も応援出演し、それぞれのステージの他合同演奏ステージを行います。 演奏曲目などプログラム内容は協議中です。決まり次第お知らせいたします。 ○第31回渋谷区民合唱祭 2018年6月9日(土) 大和田さくらホール 今年6月の第30回渋谷区民合唱祭は31団体が参加しました。小澤由理連盟会長から「Gaismaの演奏は大変すばらしかった」と褒められましたが、次回もさらに大きな賞賛が得られるよう頑張りましょう。出演時間など詳細は5月に決まります。 (終了後の打上げ会もご予定ください) ○ラトビア「歌と踊りの祭典」参加 (以下は行事予定で、旅行日程ではありません。旅行日程は、ラトビア祭典実行委員会の詳細発表に基づき、協会実行委員会が旅行社と協議のうえ、決定いたします。) 7月:1日 ラトビア、リガにおける最初の行事、パレードが行われます。 3日 文化宮殿ホールでのジンタルスとの合同演奏会(Gaismaは日本の曲を歌います) 4日 Gaisma単独の演奏会(ステージ時間:1時間)(Gaismaは日本の曲を歌います) 6日 「歌の祭典」最終演奏会練習 7日 「歌の祭典」最終演奏会ゲネプロ 8日 「歌の祭典」最終演奏会 (終了は深夜になりますので、帰国は最速でもリガ出発が9日以降になります) ラトビアでの日本ラトビア音楽協会の活動は、上記の他、慰問演奏、駐日日本大使館でのレセプション、「踊りの祭典」その他の見学や観光ツアーなどが計画されています。 【日本ラトビア音楽協会行事】 ○サロンコンサート 10月31日(火)18:30 駐日ラトビア大使館(渋谷区神山町37-11) 日本ラトビア音楽協会員の山村有佳里(フルート・ピッコロ)、風呂本佳苗(ピアノ)両嬢によるサロンコンサートが行われます。会費:¥3,000(軽食が付きます。) 【日本ラトビア音楽協会関係催し物】 [2017年] ○東京いのりのとき合唱団第2回定期演奏会 11月4日(土)14:00 大田区民プラザ大ホール \2,000(前売り\1,500)神戸・仙台・長崎など全国7か所で展開しているレクイエム・プロジェクトの東京チーム合唱団です。昨年のバチカン・イタリア演奏旅行でローマ法王に献呈された楽曲を中心に、8月に完成初演されたばかりる予定の新曲「生きとし生けるものへ」の東京初演もあります。ガイスマメンバーの石井洋一、島田眞美、荒舩禎子の諸氏が出演予定です。チケットは7月の終わりに販売開始します。興味のある方は参加メンバーまでご連絡ください。 ○磯部俶 生誕100年記念 合唱の集い 11月5日(日)14:00 江東区文化センターホール ¥1,500 「遥かな友に」など歌曲、合唱曲を数百曲を残した作曲家磯部俶氏の生誕100年を記念して、氏の薫陶を受けた合唱団十数団体が一堂に会し、氏の曲を合唱する集いで、日本ラトビア音楽協会員のソプラノ八木、ことじ、アルト谷川、テノール小俣、白井、頴原、バス浅妻、徳田、児玉その他の各氏が、いそべとし男声合唱団、コーロこせやま、稲門グリークラブ・シニア会、桜友女声合唱団などから出演します。 問い合わせ先:出演者あるいは、Mail:
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Tel&Fax:3-3521-6898(いそべとし男声合唱団事務局担当者戸丸)まで。 ○第32回“ミュージック&ワイン”シリーズ 11月17日(金)19:00 南麻布セントレホール ¥4,000(前売り¥3,500) ワイン・ドリンク付き 日本ラトビア音楽協会員の山村有佳里(フルート・ピッコロ)、風呂本佳苗(ピアノ)両嬢が出演します。両嬢ともヨーロッパでの素晴らしいキャリアを積んだ演奏家で、日本ラトビア音楽協会の行事でも、たびたびその美しい演奏を披露しています。 マルティーヌ:ファースト・ソナタ、バッハ:ソナタ ト短調 BWV1020、 ヒンデミット:フルートとピアノのためのソナタ などを演奏します。 ○コーロ・こせやま第9回演奏会 11月28日(火)14:00 みなとみらい小ホール (無料、未就学児入場可) 中村義春、福井香織両氏の指揮で、磯部 俶作曲:犀川、松の花、貝殻ほか、鈴木輝昭編曲:宵待草、初恋、お菓子と娘ほか、なかにしあかね作曲:風の吐息、などを演奏します。無料ですが入場券が必要です。ことじたか子さんが出演しますので、詳細はお尋ねください。 ○桜楓合唱団第48回定期演奏会 11月30日18:30 すみだトリフォニー 大ホール ¥2,000(全席自由) 松下 耕、森田悠介両氏の指揮で、上田真樹編曲「日本抒情歌 さくらさくら」、信長貴富作曲「空の名前」、松下耕作曲「愛し続けていること」などを歌います。 桜井珊子さん、植木佐代さんが出演します。興味のある方は出演者にお問い合わせください。 ○国立音楽大学オーケストラ第128回定期演奏会 12月1日(金)19:00 国立音楽大学講堂大ホール ¥1,000(全席自由) チャイコフスキーの幻想的序曲「ロメオとジュリエット」、モーツアルトのピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488、ブラームスの交響曲第2番ニ長調 作品73が演奏されます。モーツアルトの協奏曲のピアノは、国立音楽大学教授久元祐子日本ラトビア音楽協会理事が演奏します。チケットぴあ:http://pia.jp/ 0570-02-9999 国立音楽大学書籍売店(宮地楽器):042-537-8200 [2018年] ○ウィーン・サロン・オーケストラ ニューイヤーコンサート2018 1月7日(日)14:00 東京オペラシティ コンサートホール SS席¥8,000(ドリンク付き)、S席¥7,000、A席¥5,000、年間300回を超える演奏会を行う、コンサートマスターのウド・ツウェルファーとこのオーケストラが、得意とするウィーンの音楽を中心としたプログラムを演奏する。目玉の一つはモーツアルトのピアノ協奏曲第9番変ホ長調KV271「ジュミナ」で、日本ラトビア音楽協会理事の久元祐子国立音楽大学教授がピアノソロを行います。 チケットぴあ:0570-02-9999、東京オペラシティチケットセンター:03-5353-9999 ○ジンタルス演奏会 3月29日(木)18:00 我孫子けやきホール ¥2,000 賛助出演:我孫子市民合唱団、合唱団「みつばち」、コール・マイン、コリス・ブンビエリ 日本ラトビア音楽協会の招聘で来日するラトビアの女声合唱団ジンタルス(琥珀)の相所の演奏会です。我孫子市民合唱団や、いつもGaismaのステージを応援して下さる大津康平さんが指揮し、中島英俊さんが所属するコリス・ブンビエリなどが賛助出演いたします。加藤民子さんの所属するコール・マインはラトビアの曲を歌うべく練習中だそうです。興味のある方は加藤民子さんにお尋ねください。 ○ジンタルス演奏会 3月30日(金) 14:00 早稲田奉仕園スコットホール ¥2,000 1983年に稲門グリークラブがラトビアに演奏旅行したとき、現地で合同演奏会を行って以来25にわたって交流のある女声合唱団ジンタルスの、東京での演奏会で、桜井珊子、植木佐代両氏が所属する桜楓合唱団(日本女子大学OG合唱団)および早稲田大学グリークラブが賛助出演します。 興味のある方は出演者の桜井さん、植木さん、あるいは加藤民子さんにお尋ねください。 (表記時刻はいずれも開演時間です) |